あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
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夫が散財してきてお金の話し合いができない!
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夫の方が収入が高いから私は我慢ばっかり…
夫婦喧嘩の原因になりやすい「お金の話」。喧嘩にならずに話し合えるようになる方法、考えました。
私たち夫婦もかつては「お金の話はタブー」でしたが、今ではなんでも話せるようになりました。
私たち夫婦がお金で揉めた時の話はこちら。
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「お金で揉めることがある」でギクっとしたあなた、解決法あります。ぜひ読んでいってください。
- お金で揉める夫婦になる原因5つ
- お金で揉める夫婦はどのくらいいるのか(アンケート結果)
- お金で揉めない夫婦になる方法5つ
お金で揉める夫婦になる原因5つ
自分の収支管理ができていない
まず、結婚する前にお互いが自分の収支を把握していたでしょうか?
これができていなかった場合、2人分の家計管理をしていくのは難しいです。
「自分の収支なんてどんぶり勘定だった」という方も大丈夫です。結婚した後でも、まずは自分の家計簿をつける練習から始めてみましょう。
そもそも家計について話し合ったことがない
2人で「お金」について話し合ったことはありますか?相手の収支は知っていますか?2人の家計がどのように運営されているか知っていますか?
生活費は入れれば終わりではなく、家計は2人のものです。どちらかに任せっぱなしはリスクになりますよ。
2人で「家庭」という会社を運営していると思うと分かりやすいです。倒産しないようにするために、1人が経理になったとしても、もう1人もダブルチェックするがあります。
どちらかに借金がある
どちらかに結婚前から借金があり、後から発覚する場合があるでしょう。
奨学金を返済している場合は、2人で返済計画について話し合あっておいた方が良いです。
他にはギャンブル依存やアルコール依存、買い物依存など、依存症が関わってくる場合もあります。
この場合は根深い問題になるので、カウンセリングや医療機関に頼りながらまずは依存症の治療を行っていく必要があります。
お金の勉強をしたことがない
「お金の勉強」したことはありますか?2022年4月から高校の授業で金融教育は必修化されました。しかし私たちの世代は金融の教育などロクに受けていませんね(涙)
だから、勉強したことがなくて当たり前なんです。
これからの時代は、自分で勉強していく必要があります。
収入の差を意識しすぎる
夫婦で収入の差があることはしばしば。資本主義社会で生きていると、「お金がある方が偉い」という無意識の刷り込みがどうしてもあります。
この考えがあると夫婦の間でパワーバランスが生まれ、結果お金についての話し合いがうまくいかないことも。
「お金がある方が偉い」という思い込みを一旦解除していく方法が必要になりますね。
お金で揉める夫婦はどのくらい?夫婦関係への影響は?
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スパークス・サーベイが1000人に行った2022年の調査によると、「お金関連で配偶者に不満を持っている」人は51.3%だそうです。
男女・年代別だと、「不満を持っている」人の割合は、男女とも 30 代が高いようです。30 代男性では 61.0%、30 代女性では 67.0%と高い割合!
理由はどんなものがあるのでしょうか。
お金関連で配偶者に不満を持っている人(513 名)に、お金関係で配偶者にどのような不満を持っているか聞いたところ、「節約しない」(35.7%)が最も高く、次いで、「無駄遣いが多い」(34.3%)、「無計画にお金を使う」(31.4%)、「収入が少ない」(24.4%)、「貯蓄に協力しない」(18.5%)となりました。相次ぐ値上げが家計を直撃するなか、お金の使い方に関する夫婦間の意識のギャップが、配偶者への不満につながっているようです。
スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断-
夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2022 https://www.sparx.co.jp/news/doc/PressJ221115.pdf
また、『お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合』(1 回以上と回答した人の割合)は 16.6%とのこと。
さらに、お金が原因の夫婦喧嘩をしている夫婦(338 組)の中で『お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合』は 43.5%だそうです。
普段からお金のことで揉めている夫婦ほど、離婚の危機を迎える割合が増えると言えそうですね。
参考:スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断-
夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2022 https://www.sparx.co.jp/news/doc/PressJ221115.pdf
お金で揉めない夫婦になるための方法
では、お金でもめない夫婦になるためにはどうしたら良いでしょうか。
お金で揉める夫婦になる原因5つに書いた原因を1つずつ解決するように行動すると良いです。
1まずは自分の収支管理をする
自分の総資産、すぐに出せますか?自分の月々の収支、すぐに出せますか?自分の貯蓄はできていますか?それを投資に回せていますか?
まずは、自分の基盤をしっかりと作ること。これが重要です。
自分の総資産をいくらに持っていきたいのか、そのためには毎月いくら貯金(投資)する必要があるのか。
この目標を夫婦がそれぞれ持つことで、その次のステップ「夫婦で家計を考える」ことができるようになります。
自分の総資産、月々のざっくりとした収支はアプリに任せて自動で見える化しましょう。
私はmoneytreeというアプリを使っています。銀行口座と連携させて、勝手に更新してくれるので楽。(注意:楽天銀行は連携できなくなりました)
Moneytreeだけだと、細かい支出は管理しにくいので、自分の家計簿をつけることも重要。
「仮に1人暮らしだった時に、自分にいくらかかるのか」を知っておくと、夫婦の生活費が決めやすくなりますからね。
アプリはこれがオススメ。
オシドリの便利なところは、「夫婦の家計簿」と「個人の家計簿」を分けて登録できること。
まずは個人の家計簿の画面で自分の収支を管理するところから始めてみましょう。
自分の支出を減らす(節約、節税)も大切。
こちらの記事に、私が行なっている節税対策は書いてあります。
![](https://dinks-lifestyle-quest.com/wp-content/uploads/2024/02/B18F53EF-AE88-4BB5-AFEF-1A9832F54CD2.jpeg)
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2家計について話し合ってみる
自分の総資産、収支が把握できたらいよいよ夫婦での話し合いです。
話し合いのポイントは、
- お金をどう稼いでいきたいか
- お金をどうやって使いたいか
- お金をどうやって管理するのか
- お金をどう貯めていくのか
これら4つのフェーズに分けて話し合うこと。
まず、お金をどう稼いでいきたいかについて。ここで話し合うべきことは「どのくらい稼ぎたいのか」言葉にすることです。1まずは自分の収支管理をするで自分に必要なお金はだいたいわかっているはずです。
例えば、自分の生活費が大体月20万だとしましょう。で、60歳までに500万円貯金したい30歳となると、月々の貯金額は約1.4万円です。よって生活費と貯金額を足すと、21.4万円を毎月60歳まで稼ぎ続ければ良い。
この数字を自分の価値観に合わせて変動させていきます。
今、自分が身を粉にして会社員をやっている稼ぎにゴールを決めてあげるんです。
そうすると働きすぎかも?とか、転職して収入上げた方がいいかも?とか行動指標が見えてきます。
ざっくりでもいいからまずは2人とも言葉にしてみること。これが大切です。
次はお金をどう使いたいかについて。ここでは、1つだけ価値観を決めましょう。
「死ぬ時にお金を使い切りたいか?」ということです。
死ぬ時にお金を遺して死にたい場合は、貯金や投資を頑張る必要がある。
使い切りたいなら、ある程度若いうちに使っていい。この大きな1本軸を話し合っておくと、お金を使う場面で迷った時の決め手になってくれます。
お金の使い方について自分の考えなんてないよ?という方はまずインプットしてみましょう。
おすすめの本はこちら。
お金で揉める夫婦はどのくらいいる?夫婦関係への影響は?のアンケートで、配偶者へのお金の不満として「節約してくれない」というものがありましたが、目的もなく節約するのもしんどいものです。
自分たちの必要なお金、出ていくお金を知った上でどう使いたいか。ここの軸を決めましょう。そうすると節約する時も、お金を使う時も自分の行動に責任が出てきます。
この時にライフプラン(何歳に子どもを産みたい、何歳で仕事を辞めたいなど)も夫婦で立てられるとなお良しですね。
ライフプランの立て方はこちらを参考に。
![](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783521/rc/2022/11/21/f3643fa278c23a3af834ee936a637f14d2e89863_xlarge.jpg)
![](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783521/rc/2022/11/21/f3643fa278c23a3af834ee936a637f14d2e89863_xlarge.jpg)
次は、お金をどうやって管理するのかです。
具体的には、「どちらが生活費口座を管理するのか」「生活費口座にお金を入れる割合」です。
基本的には、オシドリというアプリを使って2人で家計管理をしますが、物理的に生活費口座をどちらの名義にするのか決める必要が出てきます。
また、生活費の入れ方としてはいろんなパターンが考えられます。
パターンとしては
- 夫婦で同額生活費に入れる
- お互いが手元に残る金額を同じにする(例:15万と10万の収入だとしたら、12万と7万づつ入れて、手元に3万残るようにして平等にする)(我が家はこれです)
- 2人とも全額生活費に入れる
- 片方の稼ぎを全部生活費に入れて、残りの稼ぎは全部貯金
- 支払う項目によって担当制にする(家賃は夫、光熱費は妻など)
このくらいでしょうか。ここはしっかりと話し合って決めたいですね。
ポイントとしては、とりあえずどれかの方法を試してみて、問題が出てきたら変えていくと良いです。
試す中で、その夫婦らしさというものが出てきますよ。
最後に、どうやってお金を貯めるかです。
これは次の「3お金の勉強をする」にも関わってきますが、まずは貯金の方法を2人で話し合いましょう。
もともと、1人暮らしの時点で貯金ができていた夫婦なら問題なし。ここまでで「人生に必要な額」はなんとなく見通しが立っていると思うので、あとはそれに向けてひたすら貯めましょう。
夫婦ともに貯金がない場合。オススメの方法は「天引き貯金」です。給料の余った分を貯金するのではなく、給料が振り込まれたらすぐに貯金用口座に移すこと。
こうすれば貯金用口座を開かなければないお金も同然なので、精神的に楽に貯められますよ。
貯めたお金は資産運用に回せるとよりGOOD。次の項で解説します。
3お金の勉強をする
自分のお金についての価値観を言語化できるように、たくさんインプットしてみましょう。
今や超有名ですが、リベ大の動画はいつ見ても元気が出ます。お金の価値観を言語化をしてくれている動画がたくさんあるので、見てみるのはおすすめです。
投資の勉強をしたいならこちらの動画がオススメ。
なにかと話題になっている新NISA。税金がかからない投資、利用しない手はないですよ。
私たち夫婦はそれぞれ別のやり方で投資しており、夫婦で違った投資法について話し合うのも楽しいです。
4専門家に相談する
お金の相談をファイナンシャルプランナーに相談してみるのも手です。全く別の視点が入ることで、冷静に家計を見つめ直せます。
またどちらかに借金があり、それがギャンブルや買い物、アルコール依存によるものだった場合は医療機関の受診も必要でしょう。
いきなり精神科受診のハードルが高い場合は、民間のカウンセリングを受けてみるのも良いです。
オンラインなら自宅でも簡単に受けられますよ。
実際に私も、カウンセリングを受けています。
自分自身が対人援助職でカウンセリング業も行なっているのですが、心のメンテナンスのために気軽に受けています。
いやいや、依存症なんて大袈裟なと思われた方、三森みささんの依存症啓発マンガ、分かりやすくてオススメです。
依存症はとても身近な病気。借金に苦しんでいる配偶者がいる場合、依存症からの切り口で考えるのも一つの方法です。
5収入の差について考えてみる
稼ぎが多い方が家庭での権力を持っている…。こういう状況はありませんか?
資本主義に生きていると、どうしてもそういう価値観は生まれやすいです。
しかし、注目すべきは「時間」という価値もあること。
例えば夫婦2人ともフルタイムの共働きで、8時間/日労働している。もうそれだけで、等しく素晴らしいです。
若い時間を労働に使って、生活費を稼いでいる。
稼ぐ額も無視はできませんが、時間を使っているお互いを褒め称えませんか?
稼げる給料が多くないと不安になるのは、自分の支出が分かっていないからです。
ライフプランが見えれば、「最低限稼げばいい額」は決まってきます。
最低限の額が稼げればいいのに、より多く持っている方が権力を持つ、というのはなんとなく悲しい価値観ですよね。
夫婦間のパワーバランスに差があるように感じている2人には、「収入の差」という壁を取っ払うことをオススメしたいです。
まとめ:お金で揉める夫婦から脱却しよう
お金で揉める夫婦の5つの特徴を紹介しました。
- 自分の収支管理ができていない
- そもそも家計について話し合ったことがない
- どちらかに借金がある
- お金の勉強をしたことがない
- 収入の差を意識しすぎる
お金で揉めない夫婦になるには、これらの問題をひとつひとつ解決していく必要があります。
ゆっくりと、でも確実に進めていけば、いつの間にか揉めていたことを「あんなこともあったね」って思い出せる日が来ますよ。
まずは自分の収支を把握することから始めてみましょう!とりあえず家計簿アプリをダウンロード!です。