夫婦喧嘩の仲直り方法!険悪なムードを吹き飛ばすにはどうする?

アイキャッチ画像

夫婦喧嘩してしまった…。適切な仲直り方法を考えたことはありますか?

この記事では、夫婦喧嘩の原因理解やコミュニケーションの改善方法、お互いの感情を尊重する姿勢など、効果的な仲直りの手法を紹介します。

豊かな夫婦関係を築くための具体的で実践的なアドバイスが満載ですので、ぜひ最後までご一読ください!

この記事でわかること
  • 夫婦喧嘩の具体的な仲直り方法
  • 夫婦喧嘩の予防法
  • 夫婦はどのくらいの頻度で喧嘩しているのか(アンケート結果)
目次

夫婦喧嘩の仲直り方法

夫婦喧嘩を防ぐのも、仲直りするのも「スキル」の1つです。
適切な仲直り方法を知っておくことで、逆に関係性が深まることも。

以下の方法を参考に、夫婦喧嘩の後の仲直りをスムーズに進めましょう。

夫婦喧嘩の原因を理解する

夫婦喧嘩の多くの原因はコミュニケーションの不足や誤解から生じます。

まず、喧嘩の原因を冷静に振り返り、お互いの主張や感情を理解することが重要です。例えば、原因が「夫が勝手に冷蔵庫のプリンを食べた」だった場合。妻側は「プリンを食べられたから」怒るわけではなくて、「自分が食べようと思って冷蔵庫に入れているものを食べる時は、一声かけてほしい」から怒るわけです。

原因を特定することで、問題として認識し、それに対する具体的な解決策を考えることができますよね。

言い過ぎたことを謝罪

喧嘩の最中に言い過ぎたことがあれば、早めに謝罪することが重要です。

謝罪の際には、具体的にどの言葉や行動が相手を傷つけたかを説明し、誠実な気持ちで謝るようにしましょう。大切なのは「〇〇って言われたら傷つくよね」と共感すること。自分が言われたらこう思うだろうな、と相手の気持ちを考えてみましょう。

具体的な謝罪は相手の心に響くものであり、お互いの気持ちを和らげる効果があります。逆に、口先だけの謝罪は火種を撒く原因にもなりかねませんのでご注意を。

コミュニケーションの重要性

「アサーション」というコミュニケーション方法を知っていますか?

アサーションとは、自分も相手も傷つけないようなコミュニケーション方法。自分の気持ちも大切にしながら、「言い方」を考えれば良いのです。

参考のポストはこちら。

そのためには自分の気持ちを一度精査してみること。紙に書き出したりして、「この喧嘩でどんな気持ちになったのか」冷静に見つめ直してみましょう。

相手の気持ちも自分の気持ちと同じくらい大切に、「聴く」ことからスタートです。

お互いの感情を尊重する

夫婦喧嘩の際には、お互いの感情を尊重することも重要です。

感情が高ぶると冷静な話し合いが難しくなるため、まずは自分が「怒っている」「嫌だった」「傷ついた」など、自分の感情に気づいてみましょう。気づくだけで全然違うんですよ。

そうすると、相手の感情を知る心のゆとりがほんの少しだけ出てくると思います。

その後に「あなたの気持ちを理解したい」というメッセージを送ることで、相手も少し安心し、冷静になることができます。

感情のコントロール方法

前述した「感情に気づく」ためには、練習が必要です。

はじめは、喧嘩の最中に「感情に気づく」なんて言ってられるかー!という感じだと思います。だから、時間をとりましょう。頭がカッカしてきた、汗が出てきた、顔が暑くなってきた、など体の異変を感じたら少し離れて1人になりましょう。そこで感情を見つめます。

1人になれましたでしょうか?
そうしたら、頭の中に出てきた「自分のセリフ」に注目してみてください。

「夫ったら、ほんとムカつく。」「なんで勝手にプリン食べるわけ?」「この前だって酷いことしたじゃん。」

こういったセリフの間間に「私は〜と思っている。」と付け足してみてください。これだけで、自分の思考を少し客観視できますよ。

「私は、<夫ったら、ほんとムカつく>と思っている」というような感じ!

これをして少し体と心が落ち着いてきたら、夫に伝えたいことを紙に書き出してみましょう。

伝える時の注意点としては、「アイメッセージ」です。主語を「私」にしてみます。自分の気持ちを適切に伝えることで、建設的な話し合いが可能となります。

話し合いの場を設ける

問題が解消されないままでは、関係にも悪影響が及びます。

気持ちが落ち着いたらできるだけ早く話し合いの場を設け、お互いの意見や気持ちを率直に伝え合うことが大切です。ここまでのプロセスを通して「喧嘩の根本原因」「自分の気持ち」はわかっているはずです。

伝えるときは、「アイメッセージ」「アサーション」を意識して。

また、話し合いのルールとして

  • できるだけお互いを批判しない(youメッセージにならないように注意)
  • お互いの感情(怒った、悲しかった)などに違いがあっても良いと認識する
  • 話がまとまっていなくても一旦相手の話を遮らずに聴く

この辺りを決めておくと良いです。理路整然と話し、何かを決定することだけが夫婦の話し合いではありません。

喧嘩の後は、どのくらい迅速にこの話し合いが設けられたかでその後の関係が変わります。

具体的な問題解決策を探る

ここまできたら、解決策の案を出し合うこともできるのではないでしょうか?

喧嘩の原因となった問題に対して、具体的な解決策を見つけることも大切です。

問題解決のためには、お互いのニーズや希望を整理し、それに基づいたプランを立てることが求められます。でも、完璧な解決策などありません。「2人が納得していれば」どんな解決策でも構わないのです。ただ、具体的に、実行しやすく。

「もう冷蔵庫のプリンは食べない」という解決策よりも「冷蔵庫に自分の食べたいものを入れる時は名前を書く」の方が実行しやすいですよね。

〜しない、というのは行動しにくいので、〜する、という文言の方がオススメです。

実行してみて、ダメだったらまた考え直せば良いのです。完璧な案などありませんから。

第三者の力を借りる

時には第三者の力を借りることも有効です。友人や家族、もしくは専門家などに相談することで、新しい視点やアドバイスを得ることができます。夫婦相談やカウンセリングも積極的に利用してみてください。

また、夫婦関係に悩んだ際には本が助けてくれることもあります。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

リフレッシュする

話し合いの後は、リフレッシュすることも大切です。

2人でディナーに行く、お菓子を食べる、お茶を飲むなど、ちょっとしたご褒美を用意しておくと、ほんわかした気持ちで「終わったね」という感情を共有できます。

終わりよければすべてよし。ずっと難しい顔をして話し合っているのは疲れますからね。

夫婦喧嘩の予防法

小さなモヤモヤを見逃さない

喧嘩を予防するのも大切です。大きな遺恨を残さないためにも、小さな「モヤモヤ」のうちから対処しましょう!

自分が感じた「モヤモヤ」とすること。怒るまでではないけどなんかモヤモヤする…。そういった「芽」のうちに、前述した「話し合いの場を設ける」のポイントを意識して話し合ってみましょう。

日常的なコミュニケーション

日常的なコミュニケーションは、夫婦関係を良好に保つための基本です。

日々の雑談、していますか?自分の仕事の悩み、友人関係の悩み。今日食べたお昼ご飯。ちょっとしたことを話しておくことで、お互いへの理解は深まります。

雑談が煩わしいと感じる時は、自分が疲れているのかもしれませんね。そんな時は「疲れていて今日は話せない」ということを伝えても良いんです。

日常的なコミュニケーションは、本当にバカにできません。お互いの存在を確認し合うことが重要です。

小さな感謝の言葉を贈る

日常の中で、パートナーに小さな感謝の言葉を贈ることも大切です。

「ありがとう」という言葉は、些細なことであっても心に響くものです。大袈裟に言わなくても大丈夫。

相手がしてくれたことに気づこうとする、この姿勢が大切です。「後でお礼を言おう」は忘れるので、気づいた「今」伝えましょう。

お皿を洗っておいてくれたこと。お風呂の排水溝の髪の毛を捨てておいてくれたこと。

大切なので何度でも言います。気づいた「今」感謝の言葉を言ってみましょう!

定期的なデートや時間を共有する

デートしてますか?そう、デートです。

忙しいから。デートなんて今さら恥ずかしいから。色々言い訳は思いつきます。私もです。

記念日や特別な日だけでなくでもいいんです。日常的に二人の時間を大切にしましょう。「ここ行きたいな」と思ったらすかさずデートに誘いましょう。

例えば、一緒に映画を観たり、外食を楽しんだりする。自宅で2人っきりの時間を作る。

あんなことしたね、あそこに行ったね、そんな思い出話が2人の関係をより強くしていくでしょう。

カウンセリングの活用

「美容院に行く感覚で」気軽にカウンセリングに行って心のメンテナンスをするのがオススメ。ちょっとしたモヤモヤを話したり、どうやって夫婦間のコミュニケーションを取るのか学べたりします。

友人や自分の原家族に愚痴るのもありですが、全くの第三者、しかも聴くプロに相談してみると全く違う視点が得られることがあります。

しかもお金を払っているので、自分の話を罪悪感なくできる!友人とかだと「こんなこと話したら嫌われちゃうかな」とか気を使うこともあると思いますが、カウンセラーならどんな話も聞いてくれます。

セルフケアを大切にする

夫婦関係を良好に保つためには、セルフケアも欠かせません。

自分自身の健康や幸福感を大切にしていくと、自然と相手のことも大切にできるようになります。

セルフケアを通じて、心身のバランスを保ち、夫婦関係を良好に保つためのエネルギーを確保しましょう。

自分自身のが癒やされること、好きなこと、羅列できますか?紙に書き出してみて、疲れを感じた時にその紙の中から今の気分に合うものをチョイスすると良いですよ。私もやっています!

また、セルフケアの時間を大切にするには

  • お互いに個人の時間を大切にし、趣味や友人との付き合いを尊重する。
  • お互いのプライバシーや個人のスペースを尊重する。

ここがポイントになってきます。何でもかんでも夫婦で共有するのは疲れてしまいますね。

一般の夫婦喧嘩の頻度はどのくらい?

株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」での「夫婦喧嘩」に関するアンケート結果によると、(引用元: https://shufufu.net/

1年間で夫婦喧嘩をする平均回数は?の問いに対して最も多かったのが「1〜3回(39.5%)」だそうです。 次いで「4〜6回(13.5%)」「1ヶ月に1回程度(12.5%)」という結果でした。

また、夫婦喧嘩の原因で1番多いものに関しては1位「態度や言動(29%)」、2位「ささいなこと(14%)」でした。

また、夫婦喧嘩のあとどれくらいで仲直りするかを尋ねたところ、1位は「24時間以内(41%)」、2位「2〜3日(24.5%)」となりました。

平均的な夫婦は、「年に数回、相手の態度や言動について夫婦喧嘩をする。仲直りは数日以内」といった喧嘩をするようですね。

やはり、ものの言い方や態度については、「家族だからこそ」気をつけた方が良さそうです。

まとめ:夫婦喧嘩の後は早めに仲直りしよう

どこのお家も年に数回くらいは夫婦喧嘩をしているようですね。だからこそ、その後の仲直りには適切な方法を取り入れることが重要です。

根本原因の理解円滑なコミュニケーション方法を学ぶことで、より建設的な解決が可能になります。お互いの意見や感情を尊重し、公平な視点を持つことが夫婦関係の信頼感を深める鍵です。具体的な問題解決策を探るためには、時には第三者の助けを借りるのも良いですね!

さらに、日常的なコミュニケーションや感謝、忙しい日常の中での定期的なデートが夫婦関係を豊かにします。加えてセルフケアを実践することで自分と相手の両方を大切にしていくと、喧嘩の予防になります。

優しく穏やかな夫婦関係は、日々の努力とお互いの理解が基盤となります。早速、まずはセルフケアとコミュニケーションから取り入れてみてください!

お金について特によく喧嘩する!という夫婦向けの記事はこちら↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次